自転車チェーンオイルおすすめ10選 ロードバイク クロスバイクの注油
こんにちは!
突然ですが、皆さんご自身の自転車のメンテナンスきちんとしていますか?
この時期は湿気も多くしっかりとメンテナンスをしてやらないとスプロケットやチェーンがすぐにさびてしまいます。なので今回は、おすすめのチェーンルブ、個人的に使用しているルブなどを種類別に分けてご紹介させていただきます。
チェーンルブとは何か
チェーンルブとは、自転車のチェーンに塗布するルブ(潤滑油)です。
チェーンにルブを塗布することにより自転車の抵抗の一つである、機械抵抗を減らすことができます。そのため、ペダルを漕ぐのが楽になり快適なサイクリングやライドを楽しむことができます。逆にきちんとルブが塗布されていないチェーンだとチェーンが錆びて機械抵抗を産んだり、見た目が悪くなったりして悪影響を及ぼします。
チェーンルブの選び方
チェーンルブがどのような役割を果たすのかが分かったところでまずは、チェーンルブを選ぶ際に気を付けたほうがいいことやチェーンルブの種類ごとの特性を解説していきたいと思います。
まず簡単に言うとチェーンルブには大きく分けて3種類あります。
1.ドライタイプ
2.ウェットタイプ
3.ワックスタイプ
の3種類です。次に3タイプの違いについて最初に解説していきたいと思います。
1.ドライタイプ
ドライタイプとは文字通り”乾きやすい”ルブです。
どういうことかというと粘度が低くチェーンから落ちやすく、すぐに油切れを起こします。ですが、その反面粘度が少ないことにより抵抗が少なくスペードを出すのに向いています。また、基本的には乾いたアスファルトや舗装路を走行しているのに向いています。しかし、メンテナンスの頻度は増やさなくてはなりません。そのため、めんどくさがりの人にはあまり向いていないと言えるでしょう。
2.ウェットタイプ
ウェットタイプとはドライタイプとは逆に”乾きにくい”ルブです。
ウェットタイプはドライタイプのルブに比べて粘度が高く雨などが降ってっも水で流れることが少ないです。そのため、こちらのタイプは雨の日に自転車に乗る予定がある人、オフロードや砂利道を走る機会がある方に向いています。しかし、粘度が高いために機械抵抗が増えてしまいます。その代わりメンテナンスの頻度は少なくてすむので、めんどくさがりの人にはぴったりです。
3.ワックスタイプ
ワックスタイプのルブは塗布後、ドライなワックスタイプの皮膜を 形成する潤滑剤です。この皮膜はチェーンに付いた汚れと ともに剥がれ落ちていくので、チェーンをきれいな状態に保つことができます。このタイプのルブは使用している人が少ないと思われます。なぜかというとメンテンナンスの頻度が非常に高いからです。
ルブがとても軽く機械抵抗もとても少ないです。しかし、ルブが軽い分雨が降ったらすぐに流れてしまいますし、50Kmほど走行するだけでチェーンが油切れを起こしてしまいます。ライドから帰ってきたら毎回メンテナンスをする必要があります。
おすすめのチェーンルブ10選
チェーンルブの種類ごとの特性が分かったと思うので、ここからは自身が使ってきてよかったもの、知人から勧められたものを含めたものを種類ごとに分けてご紹介していきます。
ドライタイプ
WAKO'S(ワコーズ) チェーンルブ
このルブのいいところは、スプレータイプのため注油が簡単というところです。 またワコーズは車関連の製品も扱っており非常に品質には定評があります。値段は高めに設定されていますが、十分に払う価値があると思います。
FINISHLINE(フィニッシュライン) ドライルブ
このルブは普段私が愛用しているものです。とてもさらさらしていて扱いやすいですし、抵抗も少なく万人におすすめできる一点です。また、値段も比較的安く初心者の方でもとっつきやすい製品になっています。
MucOff(マックオフ) ドライルブ
Macoffといえばオシャレな製品で有名ですが、なんとこのルブには匂いがついています。柑橘系の甘い香りです、他社のルブは匂いがして気持ち悪くなるなんて方もMacoffのルブであれば、気持ちよく作業することができます。また、ルブの中に蛍光塗料が含まれていて、付属のブラックライトを当てると青く光るので、十分に塗れていないところと塗れている場所が一目瞭然です。
KURE(呉工業) 自転車専用チェーンルブドライ
このルブは、KURE556等で有名な呉工業さんから出ている製品です。また、呉工業さんは製品の製造を国内で行なっているため、品質も信頼できます。KUREさんのルブも使用したことがありますが、非常に抵抗が少なく使いやすいです。
ウェットタイプ
FINISHLINE(フィニッシュライン) ウェットルブ
こちらも私が普段使用しているものです。基本的には梅雨時期、しばらく自転車に乗る予定がないときなどに使用しています。フィニッシュラインのいいところはドライ、ウェットともに粘度が低めで汚れにくいということろです。値段も安くコスパ最強です。
MucOff(マックオフ) ウェットルブ
Macoffのウェットルブです。ウェットルブなので、粘度が高いです。個人的にはフィニッシュラインよりも粘度が高いイメージです。
ドライルブと同じくこちらも匂いがついていて、洗車していて気持ちいいです。また、ドライタイプと同じくルブの中に蛍光塗料が含まれていて、付属のブラックライトを当てると青く光るので、十分に塗れていないところと塗れている場所が一目瞭然です。
Zefal(ゼファール) エクストラウェットルブ
このルブは他社の製品に比べて、粘度が高めで耐久性が高いです。雨の日に乗る機会が多い方や普段からほとんどメンテナンスをしない方などにお勧めの製品です。また、ボトルのノズルが細く一コマ一コマに油をさしていくのに使いやすいです。
ウェルドタイト ウェット ルブ
他社のルブに比べ非常に粘度が高く厚く丈夫な油膜で、濡れた状態でもチェーンにくっつくように設計されています。なので、雨の日にトレーニングをする際や当然の雨にも対応できます。極端な悪天候や長距離ライドに最適なルブでしょう。
ワックスタイプ
FINISHLINE(フィニッシュライン) ワックスルブ
ワックスタイプのルブは油ではなく皮膜を作り潤滑するので、チェーンをきれいな状態で保つことができ車体、チェーンなどが汚れにくいです。埃の多いドライ コンディションやチェーン の見た目を重視するサイクリストに最適の潤滑剤といえるでしょう。
MucOff HYDRODYNAMIC LUBE(ハイドロダイナミックルブ)
MucOffから販売されている乾燥した泥や土埃に強いワックス系チェーンルブです。機械抵抗減らすためPTFEが含まれ、ワックス潤滑油をベースに作られているので乾いた路面を走るのにてきしています。摩擦が少ないためチェーンの音や変速時の音がとても静かです。さらに汚れやべた付きなどをがチェーンに付着しずらいです。また、環境にダメージを与えずらい成分でつくられているので自然を破壊しずらいです。
個人的におすすめのルブ ベスト3
1.FINITHLINE(フィニッシュライン) ドライラブ
先ほど紹介したように他社の製品と比べて、粘度が低いため汚れがつきづらくバイクをきれいな状態に保つことができます。また、粘度が低いので抵抗も少なくとてもペダリングが楽に感じます。普段使い用には最高の製品だと思います!
2.FINISHLINE(フィニッシュライン) ワックスルブ
こちらは、主に自転車をクリーニングしてすぐや、ヒルクライムをする際などに使用しています。これを使用する日は途中に油切れを起こすことがあるので、追加用のルブを持ち込み途中で追加することをお勧めします。ただml当たりの値段が高いので、普段使いにはお勧めできません。
3.MucOff(マックオフ) ウェットルブ
このルブは主に、梅雨の時期や夏ごろの湿気が多い時期に多用しています。
とても水に強く抵抗も少ないため重宝しています。また、付属のブラックライトも魅力の一つです。簡単に塗れている場所と塗れていない場所がわかるので、メンテナンスが非常にはかどります。
まとめ
基本的に紹介したどのルブを使用しても大丈夫ですが、ご自身のライクルライフ、使用用途に合わせたルブを使用することによってさらにサイクリングやライドの質を向上させることができます。また、最後に紹介した3種類のルブは特にお勧めできる製品なので、ぜひ参考にしてみてください。
安全に気を付けて楽しいサイクルライフをお過ごしください!